NG La Banda "No Te Compliques en La Calle"


(DISCO CARAMBA CRATS9004)
 1980年代末にキューバで結成されたラテン・フュージョン・バンドのファーストとセカンドアルバムの復刻(ただし収録時間の都合で一曲マイナス)。
 とにかく度肝を抜かれるほど巧い人たちです。ホーンセクションはすさまじいハイトーンでどんな早いパッセージでも難なく吹いちゃうし、リズムセクションもオーソドックスなサルサからジャズ・フュージョンっぽい曲まで千変万化のリズムを一糸乱れずにたたき出します(タワーレコードの惹句によると、坂本龍一が「コンピューターよりも正確」と評した由)。それでいて歌を聴かせる所はきちんと、じっくり聞かせてくれます。高らかに歌うトランペット、はじけるようなパーカッション、のびやかなボーカル。今日みたいないい天気の日に聞くには最高の音楽です。
 実は家でパソコンに向かっている時も、アメリカのサルサ専門のネットラジオをかけっぱなしにしていることが良くあります。ラテン系も色々と聞いてみたいのですが、今からアーティストを色々覚えたりするのはちと荷が重いかな。今のところサルサで持っているのはこれと、ファニア・オールスターズの有名な二枚組のライブ位です。
 そう言えばサルサの簡単な歌詞位分かるように、その内スペイン語も勉強したいなあとおもいつつずるずる来ています(大学の授業でやったフランス語だっておぼつかないんだものなあ)。