見送るの記

 今日を最後に、職場の上司(のひとり)が、辞めて行きました。
 自分のやりたい仕事を追いかけて、来月からは中国へ渡り、向こう数年間はあちらで仕事をするそうです。今年に入ってから突然決まった話でした。
 正直うらやましいです。
 自分の生き方を持った人でした。
 お堅い人の多いウチの職場では珍しく冗談の分かる人でした。
 大のマックユーザーで、Winが幅を利かせているウチの職場に、わざわざ愛用のG3を持ち込んで、メールのチェックに使っていた人でした。
 いい年して今でも「ひょっこりひょうたん島」の大ファンで、愛機の壁紙にして使ってたりする人でした。
 出来の悪い私の心配もずいぶんしてもらったし、愚痴も随分聞いてもらったのですが、こんなにすぐに別れることになるのなら、もっと身のある話を出来たら良かったなあ、もっとお役に立ってあげられたらなあ、と悔やむことばかりです。
 五輪を控えた中国での仕事はやりがいもあるだろうけど、肉体的にも精神的にもハードであろうなあ、と思います。せめてご健康を祈りたいと思います。

 そう言えば今日で旧年度もおしまいでしたね。