水茄子

 初めて水茄子と言うものを食べたのは、一昨年の夏。コミケ明けに友人達と、新丸ビルの中にある野菜中心の創作和食の店で宴会をやったときでした。
 そのときまだ水茄子の何たるかを知らなかった私とカミさんは
「どうすれば茄子がこんな食感になるんだろう?」
「さっと湯がいてから氷水で冷やすのかねえ。」
などと無知な事を話したのですが、大阪・泉州地方でしかとれない特産野菜だったのですねえ。
 そのときはエスニック風のピリ辛風味のたれをつけて食べて、それも結構美味しかったのですが、どうやら今回大阪土産として買ってきたような浅漬けで食べるのがスタンダードなようです。
 私たちが茄子に抱いているイメージを打ち破るような、しゃきしゃきとした歯ごたえとみずみずしさ。まさに絶品です。
 何とか我が家のベランダでも作れないかしら、と色々ググって見たのですが、どうも泉州地方の風土で育てないとあの味にはならないようですね。
こちらhttp://www.rinku.zaq.ne.jp/new/frame1.htmに詳しい作り方が載っていましたが、結構美味しく作るには手間暇がかかるようです。
 これはまた何かの機会を作って大阪へ買い出しに行かなければなりませんかねえ。ちなみに今だから冬場でも漬け物が手に入りますが、本来は夏の風物だそうです。